鳥越川1号砂防堰堤の土砂撤去作業
このたびの前線に伴う豪雨により、8月14日、緑井8丁目で発生し
た土石流を受け止めた鳥越川1号砂防堰堤においては、現在、砂防
堰堤の上流に土砂が堆積しています。
国のHPによると、土砂は溜まっていますが、堆砂容量に対し、約
8割の空き容量があることが確認されていますが、本来、この砂防
堰堤が備える防災機能は低下している状況です。
http://www.cgr.mlit.go.jp/hiroshima_seibu_sabo/index.html
●9月2日 鳥越川1号砂防堰堤
今後の雨に備え、8月24日から国交省が土砂撤去作業に着手されま
した。
急勾配の管理道からシートに土砂を流して、堰堤下の平場へ土砂を
積み出します。
堰堤直下には、地元住民からの要望に対し、堰堤の上流が確認できる
ライブカメラが設置されました。国の速やかな対応に感謝します。
広島県各地で災害復旧作業が危険性を鑑みて、早期の撤去完了は12月末
となる見込みです。
今後も降雨の際には、行政の発する避難情報に耳を傾け、早目の避難
を心掛けてください。
2021/09/05