おはようございます。海徳ひろしです。
消防上下水道委員会所管施設視察の続きです。
消防局所管施設視察は、消防航空隊基地でした。
消防局消防航空隊・大庭消防航空担当課長から
概要説明を受けました。

①沿革・組織
平成2年4月　　広島市消防航空隊発足
　　　　　　　航空隊長1名、操縦士2名、整備士2名の計5名を配置
　　　　　　　平日のみの運航
平成10年9月　操縦士1名、整備士1名、航空救助隊員3名の計5名を増員
平成18年4月　ヘリコプター機体更新（ヘリコプターテレビ電送システムを導入）

②運航体制
この方式は、県内で発生した災害に対して、各市町からの要請により
ヘリコプターを共同で利用しようとするもので、広島市と県内全市町
との間で消防組織法39条に基づいて応援協定を締結しています。
（運営経費は、広島市が三分の二、他の市町が三分の一を負担）

③災害対応
本市消防ヘリコプター（広島ヘリポート）と広島県防災ヘリコプター
（広島空港）の2機により県内を東西に二分し、県内全域をカバー
できる体制をとっています。ヘリコプターの要請窓口は、広島市
消防局に一元化されており、現場までの距離等により、それぞれ
のヘリコプターに出動指示をしています。

④活動内容・活動実績
消防ヘリコプターは、広島市内・県内で発生した火災消火、救助、
救急活動等を通常の任務としています。また、緊急消防救助隊
として大規模災害での活動も行っています。

ヘリコプター格納庫で、救命用具の説明を受けました。

担架

バスケットストレッチャー

救命胴衣

ヘリコプターの前で記念撮影です。

消防航空隊は、365日災害対応しており、日出から日没まで災害活動をしています。
消防士という仕事は、急病や火災、災害時などに素早く駆けつけ、人を危険から
守ったり、助けるという誇り高い仕事だと思います。
消防局のみなさま、いつもありがとうございます。

2016/07/27