東京臨海広域防災公園
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、東京臨海広域防災公園を視察しました。
場所は、東京都江東区有明三丁目8-35です。
公園内の「そなエリア東京(防災体験学習施設)」です。
園地の開園時間6:00〜20:00
防災体験学習施設の利用時間9:30〜17:00(入場は16:30まで)
副センター長 澤善裕氏に案内をしていただきました。
防災体験「東京直下72H Tour」は、地震発生後72時間の
生存力をつける、体験学習ツアーです。
参加者は、音響・照明・映像により余震が繰り返されるジオラマ
の中をタブレット端末を使ったクイズで、注意事項を確認しなが
ら避難場所へ移動します。
駅ビルのエレベーターで下降中に震度7の地震が発生。
床が震動し、エレベーターが緊急停止しました。
駅ビルから避難誘導灯と非常放送に従って出口から外に
出ると地震で建物が壊れています。
ビルが傾いています。
ニュースで東京に震度7の地震が発生したことがわかりました。
タブレット端末でクイズに答えます。
私の72時間後の生存率は、80%でした。
そなエリア東京の2階は、学習施設です。
・災害と暮らしの学習コーナー
◇設置年月日 2010年(平成22年)7月1日開園
◇設置目的 首都圏で大規模な地震災害等が発生したとき、
国や地方自治体等の災害現地対策本部が設置され、公園全体が
広域的な指令機能を持つ場所となります。また、草地広場等で
は、防災訓練や様々なイベントが開催されています。
◇施設規模等 面積 65197.12㎡
・公園全体
◇建設費 建設概算額 用地取得490億円、施設90億円
◇年間運営維持費 約1億円
◇人員体制 公園管理8~9名で施設運営管理
◇管理手法 国から委託管理
◇年間利用者 施設利用者数 30万人/年間
◇施設使用料 入園・入館無料
ここの特色は被災後の生活、生き抜く知恵を学ぶ施設です。
子供たちが自立して行動できるよう、被災状況を再現した
施設で学ぶことは大切です。
・東日本大震災 福島県いわき市の避難所を再現
広島市の今年度予算には、広島豪雨災害被災地に、教訓伝承・
交流拠点施設を検討する経費として、104万8千円が計上されて
います。今回の視察は、拠点施設を検討するための参考になり
ました。
2018/07/19